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【コラム】
皆さんは、博物館に行った際、展示室が暗くて驚いた、という経験をしたことはないでしょうか。 例えば、この写真は大阪市の藤田美術館の展示室です。 非常に照明が暗いことがわかるかと思います。これはなぜでしょうか。 理由は大きく分けて二つあります。 一つは、展示品を保護するためです。 展示品は光に弱く、そのほとんどが光に当てることで劣化してしまいます。これは日光のような強い光に限らず、展示室の照明にも当てはまります。とはいえ、照明がなくては、私たちは展示品を鑑賞することはできません。そのため、できるだけ劣化を防ぎ、かつ適切に皆さんが展示品を鑑賞できるよう、照明が少し暗めに設定されているのです。 もう一つは、展示品を本来のコンテクスト ( 文脈 ) に近づけた状態で展示するためです。 神奈川県の岡田美術館で開催された「金屏風展」の写真を見てみましょう。 暗い展示室に屏風が飾られています。屏風は城や貴族の屋敷などで用いられていましたが、これらの場所は、当時ほとんど光の入ってこない空間でした。そのため照明を暗めにして、本来設置されていた場所で屏風がどのように見えていたのかという情報を提供しているのです。 このように、実際に展示品があった場所の明るさを再現することで、展示品本来の魅力を最大限伝えようとしているのです。 (Y.Y) 画像引用 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/na/18/00010/072100102/ https://www.kanaloco.jp/news/culture/entry-191001.html
【オリジナル記事】見るものすべてがアート~金沢21世紀美術館
皆さんは美術館というとどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?特別芸術に興味のない方であれば、暗い、静か、堅苦しい、鑑賞しても作品が理解できないというネガティブな印象を抱いている方が多いかもしれません。 しかし、芸術を見るときは必ずしも対象を完全に理解する必要はありません。日本を代表する評論家である小林秀雄などが指摘するように、芸術を見るうえで大切なのは論理ではなく感動、すなわち感情が自然と動くことにあるのです。今回紹介する金沢 21 世紀美術館はまさにそんな「感動」を体現する美術館なのです。 https://tabi-mag.jp/is0332/ 金沢 21 世紀美術館は 2004 年に現代美術を収蔵する美術館として建てられました。妹島和世+西沢立衛/ SANAA によって設計された円形、銅ガラス張りが特徴的な建屋はどこ からも正面として入場できるようになっており、コンセプトであるである「まちに開かれた公園のような美術館」を体現しています。 公園というコンセプトにふさわしく、屋外には自由に鑑賞し遊ぶことのできる美術作品、遊具が置かれています。代表的なものをいくつか挙げてみます。 https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=10 『カラー・アクティヴィティ・ハウス』は色の三原色の色ガラスの壁が一点を中心に渦巻き条のパビリオンを形成する作品で見る場所や何に入っている人や物によって色合いが変化する人気のフォトスポットです。 https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=6 『ラッピング』は中に子供が入って遊ぶことが出来るように設計されたパビリオンで、パイプとメッシュによって作り出される透過性が魅力的です。 https://www.kanazawa21.jp/file.php?g=30&d=2&n=mainimage&gp=&lng=j&p=1 『アリーナのための クランクフェルト・ナンバ...

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