実習終了のご挨拶 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 9月 05, 2022 展示「リトグラフ版画の世界 その歴史と現在」は無事に終了いたしました。コロナ禍の実習ということでイレギュラーな部分もありましたが、大変有意義な実習・展示になったと思います。来館してくださった方々にお礼申し上げます。このブログの更新をもって広報業務も終了とさせていただきます。誠にありがとうございました。E班(広報班)一同 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
【コラム】赤目四十八滝で世界最大級の両生類に出会う 8月 25, 2022 みなさんは、「博物館」というとどのような施設を思い浮かべますか? 博物館とは、歴史博物館や科学博物館をはじめ、美術館、動物園、水族館などを含む多種多様な施設を指す言葉 1) です。私は生き物が好きなので、よく動物園や水族館に行きます。 今回は変わり種として、サンショウウオ(特にオオサンショウウオ)専門のユニークな水族館「日本サンショウウオセンター」を紹介したいと思います。 サンショウウオは、カエルと同じ両生類ですが、カエルと違って、細長い胴と長い尾を持っています。日本サンショウウオセンターでは、世界最大級の両生類で国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」をはじめとする様々なサンショウウオを見ることができます。 日本サンショウウオセンター(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 日本サンショウウオセンターは、三重県名張市の滝の名所「赤目四十八滝」 2) の入り口にあります。市街地から少し離れた山の中にあります。 Google マップ上に示した日本サンショウウオセンター 市街地から日本サンショウウオセンターに向かう途中、何度もオオサンショウウオに出会います。 橋の欄干(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 護岸(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 湧き水(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 日本サンショウウオセンターの入り口では、マスコットキャラクターの「さんちゃん」と「タッキー」がお出迎えしてくれます。 マスコットキャラクターの「さんちゃん」と「タッキー」(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 館内のオオサンショウウオには、それぞれ名前が付いています。 交雑種のオオサンショウウオ(撮影日: 2018 年 10 月 3 日) 日本サンショウウオセンターのオオサンショウウオには、日本のオオサンショウウオ、中国のチュウゴクオオサンショウウオ、両者の交雑種の 3 種がいます。展示では、 3 種をキャプションの国旗で区分しています。 ... 続きを読む
鍔本達朗(1952- )《In Black 85-5》1985 年、リトグラフ 8月 23, 2022 版画は「黒に始まり黒に終わる」といわれるように、黒が基盤となる芸術である。本作「 In Black 」シリーズは、この黒を効果的に用いた作品群であり、今回の展覧会で展示される「 In Black 85-5 」もそのうちの一つである。 この作品はどのような世界を描写しているのだろうか。深海を表していると感じる人もいれば、宇宙を表していると感じる人、若しくはまた別の世界を想像する人もいるかもしれない。黒い背景のなかに彩度を抑えた色調のモチーフがうかび上がり、厳かで幻想的な世界を作り上げるこの作品は、見る者に多様な解釈を与えるだろう。さらに近づいてみると、モチーフの中に日本美術を思わせるような線が走っているのがわかる。本作品は、一見西洋美術的な秩序を感じさせるが、その中の無造作な線が作品の魅力を増幅させ、独特の世界を形作っている。細やかな筆致や巧みな色遣いは、リトグラフという版画技法が十分に活かされた結果と言えるだろう。 作者の鍔本達朗は愛知県出身の版画家である。鍔本は武蔵野美術大学にて版画を学び、パリに留学してその技術を磨いた。石田財団芸術奨励賞をはじめとした多くの賞を受賞している。現在は碧南市の市議会議員を務めている。 参考 中日新聞 朝刊 1990 年 5 月 9 日 県内版 16 頁 「空間と色彩ユニーク 石田財団芸術奨励賞 牛田明・鍔本達朗展」 中日新聞 朝刊 1990 年 12 月 15 日 県内総合版 17 頁 「詩や現代美術で活躍 碧南在住3作家が出版と受賞祝賀会 あす、音楽演奏会も」 中日新聞 朝刊 2001 年 10 月 4 日 西河総合版 21 頁 「親しみと前衛 陶芸と石版画 高浜、碧南で作品展」 続きを読む
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