【オリジナル記事】身近な文化施設へ行こう!

皆さんは、自分の近所にある博物館、あるいは美術館をご存じですか?そこに行ったことがありますか?小学生の時などに学校の行事として行くことはあっても、大学生になってからは一度も行っていない、という方も多いのではないでしょうか。住んでいる地域によっては、博物館も美術館も家の近くにはないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、昔社会見学で訪れたちょっとした資料館のような施設自体は、多くの町にあるのではないかなと思います。私の提案は、今だからこそ、そのような身近にある施設へ行ってみよう、ということです。

名古屋市には立派な美術館や博物館が多くあり、そこで行われている展示は興味深いものばかりです。だからといって地域の小さな博物館は面白くないのかというと、決してそんなことはありません。地域の博物館に集まっている資料は地元に関係するものが多く、自分の見慣れたもの、身近なものの、これまで知らなかった意味や価値を改めて発見できます。小さな頃は意味が分からず何となく眺めていたものにも、知識が身についた今であれば、以前と違った面白さ、以前以上の面白さを発見することが出来るはずです。

今も新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、面白い展示が行われているからといって、遠方に向かうことが難しい状況にあると言えます。そんな今だからこそ、身近な文化施設を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

(文 H.H)

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